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パスポートは持っておいた方がいい

みなさんは、パスポートを持っていますか?
私は、持っています。

海外に行く際には、どんな人でもパスポートを持っていないといけません。
仕事でも旅行でも、パスポートは絶対必要不可欠です。
(海外でパスポートの所持と携帯の必要が無いのは、国家元首クラスの人だけです。日本では天皇陛下、皇后陛下が該当します

逆に海外に行かないという方にとっては、パスポートは無縁の物かもしれません。
私も、つい最近までパスポートを持っていませんでした。

しかし、今は違います。
これまでは「パスポートは海外に行くことが決まってから取得すればいいだろう。それ以外じゃ必要ない」と考えていました。
今は「海外に行くことがなくても、パスポートは持っておいた方がいい」という考えになっています。

まるで180度違う考えになっています。
そうなった理由を、今回はお話しします。

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本人確認書類としては最強

パスポートは何に基づいて作られているか知っていますか?
答えは、市町村の住民登録です。
しかも発給手続きが、各種ある本人確認書類の中で最も厳格になっています。
パスポートの申請自体は他人でもできます。(極端な話、赤の他人でも可能
役所の担当窓口に書類を持って行って提出するだけでいいのです。

しかし、受取には本人自らが受け取る役所に出頭した上で、名前、性別、生年月日などを確認されます。
しかも運転免許証など他の本人確認書類があっても、必ず口頭で確認を取られます。
例外はありません。
こうしたプロセスを経て、交付されています。

そのため、本人確認書類として最も適用範囲が広く、効力が強いのです。
運転免許証なども本人確認書類として使われていますが、
その根拠となっているのは旅券法施行規則別表第二です。
旅券法は、パスポートについて規定されている法律ですので、パスポートがいかに本人確認書類として効力があるか理解いただけると思います。

さらに効力は日本国内だけでなく、世界中で発揮されます。
まさに最強の本人確認書類です。

有効期間がとにかく長い

有効期間は、10年か5年です。
申請するパスポートが10年用か5年用かで変わります。
20歳未満の方は5年用のパスポートしか取得できませんが、それでも5年間有効なので有効期間は長いです。
これに対して、運転免許証は一般的に3年です。
運転免許証で5年間有効なものを手に入れるには、ゴールド免許になるしかありません。
ゴールド免許を手にするには、最も早い手段でも運転免許取得後5年間ほど無事故無違反で過ごさなければ手にすることはできません。
しかしパスポートなら申請すればOKです。
20歳以上なら10年用も申請できちゃいます。

偽造防止技術がすごい

パスポートは本人確認書類としては最強なのは先に述べた通りです。
そのため、偽造されたら大変なことになってしまいます。
パスポートは、絶対に偽造されることが許されません。

偽造を防ぐため、パスポートにはありとあらゆる偽造防止対策が施されています。

特にすごいのが、ホログラムです。
本人の情報が記載されたページには、美しい富士山がホログラムでプリントされています。
そのほかに、桜をあしらったものや日本国の国章、JAPANPASSPORTの文字なども細かく印刷されています。
これらをコピーするのは、相当な労力が掛かりますし、簡単にはできません。

そして現在発行されているパスポートは、原則としてICチップが入ったICパスポートとなっています。
そのため真ん中のページが、ICチップ入りとなっています。
このページにだけは、査証のスタンプが押されません。

日本国のパスポートは世界最強クラス

さらに日本のパスポートは、世界各国のパスポートと比べて、
査証(ビザ)無しで入国できる国が多いのです。

これは日本が外交努力により、世界中の多くの国と
友好関係を築いていることにより生まれたものです。
政治的な問題などで他国が入国できないような国であっても、
日本のパスポートなら入国できることもあります。

そのため、海外のビジネスマンにとって、
日本のパスポートはとても魅力的に映るのだそうです。
外国人が日本のパスポートを取得するためには、
国籍を日本国籍に変更しないといけません。
この手続きを「帰化申請」といいますが、
外国人の帰化申請が認められて日本国籍を取得するのは、
ものすごく大変な上、非常に認められにくいので難しいのです。

どれくらい難しいのかは、こちらを参照してください。
日本国籍取得-日本行政書士会連合会

しかし、最初から日本で生まれ、かつ両親が日本国民であることが多い
大半の日本人は、生まれながらにして日本国籍を持っています。
なので、パスポートを取得するのはとても簡単です。

こんなすごいパスポート、使わないなんて損だと思いませんか?

まとめ~パスポートはすごい~

パスポートについて、よく言われることがあります。

「海外旅行でトラブルに巻き込まれた時、
絶対に失ってはいけない最も大切なものは、
自分の命とパスポートだ」

自分のパスポートを取得してから、この言葉の意味がよく分かりました。
命は失ったら二度と元には戻ってこないため、とても大切です。
そして、その次にパスポートが大切なものになります。
なぜなら、これが無いと日本国民であるという証明を失うことになるからです。
無国籍者とみなされてしまいます。
あっという間に、不法滞在者か難民になってしまいます。

そして日本のパスポートは、日本国の外交努力により、
各国に査証なしで入国できる高い自由度を持っています。

パスポートは主に海外で役に立つものですが、
国内でも本人確認書類としてこれ以上ない効果を発揮します!
さらに有効期間は10年!
一回申請して受け取れば、10年間は有効な本人確認書類が手に入ります!

持ってて損することは、まずありません!
気軽にパスポートを取得していきましょう!!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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