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【話題の】テレワークについて【働き方】

世の中が修羅の様相を呈していますが、みなさまお元気でしょうか?

ルトくんも色々と気が滅入りそうになる中、なんとか生きています。

さて最近話題の単語に「テレワーク」というものがあります。

さんざん云われてきましたので、改めて説明することも無いかと思います。

しかし、この「テレワーク」という言葉についてよく知らないという方もいると思います。

多くの人は「会社に出勤することなく働くこと」と思っているのではないでしょうか?

それはもちろん、正解です。

在宅勤務で仕事を請け負って働いている人は、だいたいテレワークをしているといっても過言ではありません。

では、どうしてテレワークは始まったのか?

いつから行われているのか?

問題点などはないのか?

そんな疑問を抱いている方も、多いのではないかと思います。

今回はテレワークについて、ルトくんが調べたことをまとめていきます!

明日の話題のタネにでもなりましたら、幸いです。

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テレワークとは?

テレワーク(telework)とは、電話やインターネットといった情報通信技術を使い、場所にとらわれずに仕事をする働き方のことです。

以外に思われるかもしれませんが、携帯電話で仕事のやり取りをすることも、テレワークに該当します。

サラリーマンで外回り営業をしている方なんか、出先で自分がテレワークをしているなんて、思っても見なかったと思います。

なお英語ではテレコミューテ(telecommute)ともいいます。

直訳しますと「遠距離通勤」になってしまいますので、ちょっとややこしいですね。

いつからどこで始まったの? 日本ではどうやって普及したの?

テレワークが始まったのは、1970年代のアメリカのロサンゼルスです。

当時、アメリカのロサンゼルスでは自動車の排気ガスが原因で大気汚染問題が発生していました。これは大きな公害問題となってアメリカを悩ませていました。

さらに同じ時期に、第四次中東戦争が起こり、それに伴いオイルショックが発生しました。

世界的な原油価格の高騰が起こってしまいました。

日本でも、石油製品やトイレットペーパーが不足したことがありました。(なんだか今の状況と似ていますね)

・大気汚染による公害問題

・オイルショックへの対応

この問題は、とっても頭の痛い問題でもありました。

大気汚染が広まるのも嫌だし、エネルギーも節約しなくちゃ…。

でも、通勤しないことには仕事できない。

どうしよう……。

そうだ!!

通勤しないで電話とかを使って、家で仕事をすればいいんだ!!

これなら自動車も使わないから大気汚染が抑えられる!

エネルギーも使わなくていいぞ!!

この2つの問題を解決するために考え出された方法が、テレワークでした!

さらにこの後、パソコンが発達して普及し始めます。そして女性の職場進出も進んだことで、テレワークが注目されるようになっていきました。

日本では、テレワークはバブル期に実験的に行われました。

当時、地価高騰でオフィスを構える場所の土地代がコストとして膨大になっていました。

それを抑えるために、始められたのです。

同時期に日本サテライトオフィス協会(現:日本テレワーク協会)も設立しました。

しかし、その直後にバブル崩壊が起きました。

それによって土地代は下がり、オフィスコストも減りました。

つまり、テレワークの利点が活かされなくなってしまったのです。

これ以降、しばらくは冬の時代が続きます。

しかし2000年代に入りますと、ノートパソコンが普及してきます。

さらに一般家庭にも高速インターネット回線が敷かれるようになり、同時に少子高齢化も本格的に問題となり始め、個人情報保護法の設立など社会が大きく変わり始めます。

これに対応するかのように、在宅勤務のガイドラインを作成する企業も現れ始めました。

アメリカに遅れること数十年。

ようやく日本でも、テレワークが普及し始めてきたといえるでしょう。

テレワークの利点と問題点

テレワークには、次のような利点と問題点があります。

テレワークの利点

・実質的労働時間が削減できる。

・育児や介護がしやすく、ライフワークバランスが取れやすい。

・自分にとってリラックスする場所で仕事ができる。

・通信環境さえ確保できれば、どこでも仕事ができる。

・地方在住者が都会に出ずに済み、地方活性化が見込める。

・移動に自動車や電車を使う必要が無く、環境負荷の軽減ができる。

・就業人口減少の緩和(障がい者や引退者も仕事ができる)

・オフィスコスト削減が見込める。

・災害や伝染病パンデミックに強い。

・導入した企業に補助金や助成金が出ることも!

テレワークの問題点

・非正規雇用の増加など、雇用が不安定になることがある。

・自営業者や個人事業主などの仕事を請け負う人は、すぐに仕事が無くなることがある。

・通信環境が破壊されたら、もうおしまい。

・長時間労働になりがち。

・労務管理が難しい。

・オフィスと違って、対面でコミュニケーションが取れない。

・導入不可能な業務が多々ある。(医療、サービス業、建設業など)

まとめ

さて、色々とテレワークについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

テレワークがアメリカで始まり、利点と問題点もあることをご理解いただけたかと思います。

話のネタになりそうなことは、見つかりましたでしょうか?

最後にはもっと知りたい方のために、参考文献を貼っておきます。

テレワークについてより見識を広めたい方は、参考文献から知識を増やしていっていただけましたら幸いです。

参考文献

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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