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平日休みの利点

世の中の半分の方は、平日はお仕事をして土日祝日にお休みするという
「土日祝休み」
の方だと思っています。
そして残りの半分は、土日祝日と平日にお仕事をして、土日や平日に分散又はまとめてお休みするという方ではないかと思います。

土日祝日という世間の大半が休んでいる中で働くのは、
なんとも微妙な気分になります。
私もファーストフード店で働いていた関係上、その気分はずっと抱えていました。
(今でもそうです)

そこで今回は、今さらながら「平日にお休みすることの利点と欠点」をまとめてみました。
これだけでは面白くないので、私の実例も合わせて紹介させていただきます。

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平日休みの欠点

友達や家族と休みが重なりにくい

一番の欠点ともいえるのが、これです。
友達から遊びに誘われても、友達が土日休みだと予定を合わせるのが難しいです。
また、家族での旅行や子供の学校行事など、土日に行われることが多い行事にも参加しにくくなってしまいます。
そして友達や家族が仕事に行っている平日に、お休み。
こんな状態が続くと、友達とも疎遠になり、家族関係がギクシャクしてくることもあります。
もちろん全てがそうというわけではありませんが、その確率は土日休みの方よりも高くなります。
家族や友達の理解と協力が、何より大切といえるでしょう。

私も土日が出勤となるファーストフード店でアルバイトをしていた時、この問題に悩まされました。
友達も同じ飲食店で働いていたのでまだ良かったのですが、家族と休みが重ならないことで色々と不便な思いをしました。
特に、祖母に会いに行くのが自分の車を持っていなかった当時は難しく、家族揃ってでないといけませんでした。
そして私一人だけ、祖母に会いに行けないこともありました。

様々な行事に顔を出しにくい

子供の行事はもちろんのこと、お祭りなどにも気軽に行くことが難しくなります。
なぜなら、そうした行事の多くは土日に行われているからです。
平日に行われるものもありますが、かなり少数派です。
平日に行われて参加できる行事といえば、結婚式か葬式くらいでしょう。
お祭り好きな人にとっては、ちょっと辛いことです。

私も元来、お祭りなどが好きなタイプです。
なので夏祭りなどがあった時は、ついつい出かけたくなってしまいます。
しかし土日に働いていると、お祭りに行ける時間が無くなってしまうばかりか、疲れ果てて動く気にもなれませんでした。
年に一度のお楽しみでもありましたが、徐々に足を運ぶことはなくなっていきました。
平日に行事があることはあまり無かったので、イベント事などに対する興味が減ってしまいました。

まとまった休みが取りにくい

そして平日休みは、土日休みのように2日間連続というパターンばかりではありません。
多くの人が、一週間の間に1日か2日、飛び飛びで休んでいるのではないでしょうか?
「やっと休みが訪れた! これでゆっくりできる!」
そう思ったのも束の間、明日にはまた仕事。
正直、休んだ気がしない人も多いのでは?
土日休みなら、2日間思いっきり羽を伸ばせるのに、平日休みではそれも難しい。
正直、辟易しますよね。

私は、明日が休みになる日の夜は、とてもテンションが高かったです。
しかし当日の朝になると「明日は仕事か…」と考えてしまい、イマイチ気分が盛り上がりませんでした。
そして夕方には、少しだけ憂鬱な気分になったりしたものです。
そんなこともあってか、時たまくる2連休はとても貴重でした。
ずいぶんと休みに対する感覚が変わっていたんだなぁ、と思ってしまいます。
(実際には、今も同じようなサイクルの生活をしていますので、あんまり変わっていないのかもしれません)

平日休みの利点

役所、銀行に手続きに行ける

一番の利点は、これではないかなと思っています。
役所や銀行は、基本的に一部の例外を除いて平日しか営業していません。
なので手続きをする必要があるときは、貴重な有給休暇を使うか、半休を取るか、家族の空いている人にお願いするなどしなくてはなりません。
しかし、誰かに頼める人や簡単にお休みを取得できる人ばかりではありません。
ATMやネットで手続きができるものもありますが、そうした手続きだけで完結することばかりでもありません。
なので平日仕事の人は、役所や銀行にはなかなか行きにくいものです。
しかし、平日休みの方はそれらの心配がありません!
役所や銀行の営業時間内なら、いつでも必要な時に行って手続きができます!

私が平日にお休みがあった時、優先して役所や銀行での手続きをしました。
奨学金の返済金を引き落とし用の口座に振り込んだり、
国民年金の支払いをしたり、
家族から頼まれた役所での手続きを代行したり、
重要な手続きをいくつもこなしました。
これらは、全て平日に行っていました。
平日でなくてもできることもありますが、平日には銀行も空いていますし、役所も午前中の人が少ない時間帯ならすぐに受け付けてくれるので、待つ必要もありません。
あちこち歩き回ることもありましたが、鉄道も道路も空いていたのであまり疲れを感じることはありませんでした。

行楽地や旅館、飲食店、鉄道が空いてる

行楽地や旅館、ホテルなどに行った時、土日と比べると格段に空いています。
普通なら2時間並ばないと楽しめないアトラクションも、すぐに楽しむことができます。
しかも、そこに行く道路、鉄道、飛行機なども空いています。
飲食店だって、人が集まる土日ほど混雑していません。
長時間待たされて疲れたり、イライラすることとは無縁です。
また、買い物も楽にできます。

私は主に買い物を平日の昼に行っていました。
ゆっくりと買い物できますし、少し多く買っても電車が空いているので、持ち込んでも他人に気を使う必要がありませんでした。
美術館のような人が集まるスポットに行っても、土日なら待ち続けてやっと入れるようなところにも、すぐに入ることができました。
待つのが好きではない身として、ありがたい限りです。

「世間が働いている中、休める」という優越感

平日は、世間の多くの人は働いています。
しかしその中、平日休みの人は堂々と休みを謳歌することができます。
「世間はせわしく働いているが、今の自分は働かなくてもいい」
そんな優越感に浸ることができます。
ちっちゃなことですが、ちょっとだけ自分が偉くなったように感じられます。

私は何度か、わざと朝早くに外出し、
乗り換えの多い駅で立ち止まって仕事場に向かうビジネススーツに身を包んだ人々を、
缶コーヒー片手にただじっと見つめ続けていたことがあります。
「この人たちは平日の今日は働かないといけないけど、自分は働かなくていいんだ」
「うらやましいだろ?」
そんなことを心の中で思いながら見ていますと、少しだけ気持ちがスッキリしました。
すごく嫌な奴ですね(笑

病院もすぐ行ける

身体がおかしい。
なんか調子が良くない。
そんなとき、平日に仕事がある方ですと、土日まで我慢するか、急きょ休みを取って病院に行かなくてはなりません。
しかし、身体の変化は急に訪れることもあり、悠長に待ってはくれません。
平日休みの人なら、病院にもすぐに行けます。
大型の病院は土日でも普通に診察してくれますが、近くの個人病院などは土日のうちどちらかが休みだったりすることもあります。
また、土日は非常に混みやすいです。

私は身体の調子がおかしいと感じたとき、平日かつ休みの日であれば、すぐに保険証とお薬手帳を手に、病院に行っていました。
そして早めに薬を貰い、飲んで安静にするよう努めていました。
その結果、普通の風邪なら2~3日で治していました。
インフルエンザのようなものでも、4~5日くらいで復帰できるようになりました。
体調を崩さないようにするのが大切ではありますが、それも限界があります。
いざというとき、早めに病院に行けるのも、平日休みの特権かもしれません。

五月病になりにくい

地味にこれも大きな利点です。

GW明けなどになりますと、会社や学校に行くのが憂鬱だったり、
仕事に対して意欲が出せなかったりします。
大型連休が入ってしまうと、多くの人が掛かってしまう国民病。
それが五月病です。

実は平日休みの人は、五月病にかかりにくいです。
なんといっても、平日休みの人は、
大型連休さえないことが多いためです!

GW期間中もお仕事している。
なんてこともザラです。

そのため、大型連休を謳歌した多くの人が五月病に苦しむ中、
平日休みの人は五月病を知らずに休日を過ごしています。

まとめ

平日休みのメリットとデメリットを、理解いただけましたでしょうか?

・役所、銀行に手続きにいける。
・行楽地や旅館、飲食店、鉄道が空いてる
・「世間が働いている中、休める」という優越感
・病院もすぐ行ける
・五月病になりにくい

これらの利点が、平日休みにはあります。

土日休みの方も、月に一度くらいは平日に休みを取得してみるのはいかがでしょうか?
きっと、新しい世界が見えてくると思いますよ!
普段の常識から一歩、抜け出してみるのは大変オススメです!
ストレス発散にも役立ち、単調な日常に刺激を与えてくれます!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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