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車を買い替えました

ローン組んじゃったよ!

でもすごい車が手に入ったよ!!

前回の投稿が正月で、今年は更新を増やしたいと思っていましたのに、またしても間が空いてしまいました。

楽しみにしている人が居るかどうかは不明ですが、本当に申し訳ございません。

さて、実はここ最近でとても大きな変化がありました。

ルトくんは3月、悩んだ末に自分自身に大きな決断を下しました。

なんと、愛車を買い替えました!!

買い替えた愛車が、こちらになります。

トヨタ・コンフォートです!!

まるで80年代のセダンです。見た目はとても古めかしく、タクシーそのものです。

実際に友人に納車後の写真を見せたら「まるで個人タクシーじゃん」と言われました。

知らない人が見たら、個人タクシーにしか見えません。

しかし、実はこちらのトヨタ・コンフォートは、かつて教習車として使われていた個体です。

今回は、どうしてかつて教習車として使われていた車を愛車にしてしまったのか。

それをお話していきたいと思います。

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愛車を買い替えるかで悩んでいた

これまで、ルトくんは愛車を所有していました。

所有していた愛車は、ワゴンRスティングレーでした。

叔父上殿から2017年に譲り受けた車で、譲り受けた時点で走行距離は5万キロちょい。買い替える前でも9万キロ弱と、かなり状態は良いものでした。ターボチャージャーがついていましたので、高速道路でも安心してスピードが出せましたし、フルフラットにできるので中で眠ることもできました。

実際、かなり大切にしていました。

しかし同時に、所有し続けたことで悩みもありました。

大きな悩みが、下記のものでした。

初年度登録が2008年と古い

これが大きな悩みのひとつでした。

わからない人は古いことの何が問題なのかと思うかもしれませんが、自動車ユーザーにとっては愛車の年式が古いことで大きな問題になることがあります。

自動車は、初年度登録から13年を経過しますと、自動車税が高くなってしまいます!!

初年度登録がいつ行われたかによって税率が異なってきますが、ルトくんの場合は13年を経過する前までは年額7,200円でした。

それが2年前より年額12,900円になってしまいました!!

よく自動車税の重課税率に対して「旧車いじめ」「物を大切にする考えに反する」「古い物を大切にするのは悪いことなのか」「税負担が高すぎる」と批判する声が上がりますが、ルトくんもこれには同意します。

税金高すぎるんだよ!!

高額納税者なのにどこまで搾り取る気なんだ財務省!!

いい加減にしろ!!!!

本当にこれには憤りました。

いけないことではありますが、脱税する人の気持ちが分かりますよ、本当に。高額な税金として取られるのが馬鹿馬鹿しいです。

もうルトくんは目の前で政治家や財務省官僚が助けを求めてきたとしても、助けないと思います。国民を経済的にいじめているんですからね。

そんな愚痴はどうでもいいとして、自動車税が高くなったことが悩みでした。

しかし、これは後のことに比べたら、まだ些細な悩みでした。

屋根の塗装がかなり剝げて見た目が悪い

経年劣化で、屋根の塗装が剥げてしまいました。

古い車で屋根のない駐車場にずっと置いていましたので、劣化するのは避けられません。

しかし、どうしても上から見た時の見た目が悪くなってしまいます。

何度か「塗り替えて目立たなくすればいいじゃん」と思って塗装屋さんに相談しようかと思いました。

しかし、その度に家族からは「すごい金額がかかるから、やめておけ」と言われました。

調べたところによりますと、どうやら全塗装しないといけなくなるらしく、数十万円はかかってしまうことが分かりました。

とてもじゃありませんが、塗装のためだけに数十万円も出せません。

思い入れのある車やクラシックカーとして価値がある車ならまだしも、ごく一般的な軽自動車なので、そこまでして塗り替えようという気にはなりませんでした。

カー用品店でラッカーを買ってきて、自分で塗り替えることも考えましたが、そうするとなるとまた別の問題が発生します。

・駐車場で行うので、周囲の車にラッカーが飛び、汚損させる可能性がある。

・仕上がりを均一にするのが難しいから、見た目が悪くなる可能性が高い。

・1日2日で終わらせられないため、途中で雨が降ったら全てがパー。

こうした問題から、何もできずそのままにしていました。

誰も見ていないとは思いますが、愛車の見た目が悪くなっていくのを見ている自分が一番堪えました。

前回の車検で20万円以上かかっていた

2年前に車検に出しましたら、とんでもないことになってしまいました。

ルトくんは毎回「安心して乗り続けたいから少し高くてもしっかり整備してくれるディーラーさんにお願いしよう」と考え、ディーラー車検をしていました。

前々回の車検までは、相場より少し高くても「安心料」だと思って支払える金額でした。

しかし、2年前の車検は訳が違いました。

なんと、初めて20万円を超える車検代となってしまったのです!!

見積書を見た時、ビックリしました。

交換しなくちゃいけない部品が多く、それが車検代を跳ね上げていました。

「こんなにかかるんですか!? どうしてこんなに高いの!?」とディーラーさんに尋ねましたら「古い車であり、部品の調達に時間が掛かることと、経年劣化で交換しなくちゃいけない部品が多いのです。ここに挙げた箇所を直さないと車検に通せません」と言われてしまいました。

当時は前職の葬儀社を退職し、引っ越した直後でした。貯金はありましたが、この先どうなるか分からない中、なるべく貯金は温存しておくつもりでした。

車を買い替える手はありますが、それは大きなリスクでした。

なので「次の車検までのつなぎ」だと思って、車検に通すことにしました。

そして2年が経ち、また今年は車検の年になりました。

「また20万円以上の車検代になるのではないか…」と考えますと、憂鬱でした。

これなら買い替えたほうがいいのかな…と思いながら過ごしていました。

最初はスペーシアベースを考えていた

愛車を買い替えるにあたって、最初はワゴンRスティングレーと同じスズキが今年になって発売した「スペーシアベース」という軽商用車にしようかと考えていました。

理由は次の通りです。

・軽商用車だから税金が安い。

・フルフラットにできるから車中泊可能。

・車内に収納スペースが多く、特別な改造をしなくても十分拡張性がある。

正直、とても魅力的な車でした。

出たばかりなので新車しかなく、初期投資金額が大きいことはネックでしたが、それでも魅力的な車ではありました。

しかし、スペーシアベースについて調べていく中で、見過ごすことができない欠点が見つかってしまいました。

それは次の2点です。

・ターボチャージャー搭載モデルがない。

・最大積載量が350kgじゃない。

これは正直、見逃せない欠点でした。

特にターボチャージャー搭載モデルが無いのは、高速道路を走ることがあるルトくんにとっては、致命的ともいえました。

昔に比べて軽自動車の性能が良くなってきたとはいえ、やはり坂道や高速道路ではパワー不足を感じます。

それにルトくんがこれまで乗ってきたワゴンRスティングレーは、ターボチャージャー搭載車でした。なので「次の車も軽自動車はターボチャージャー搭載車じゃないとね」と考えていたため、スペーシアベースを泣く泣く断念しました。

スペーシアベースもすごくいい車であることに間違いはありません。

ルトくんが求めていたスペックに届かなかったのが、残念でした。

ターボチャージャーが搭載されていて、最大積載量350kgがあったら、迷わず購入を決めていたかもしれません。

中古車情報サイトで見つけた

そんなある日、中古車情報サイトを見ていましたら、トヨタ・コンフォートの中古車を見つけました。

初年度登録が2018年で、走行距離はなんと1.9万キロ。

支払総額128万円と中古車にしては少々お高めの金額でしたが、ルトくんはこの車を詳しく見て行きました。

中古車として流通しているコンフォートは、そのほとんどがタクシーや教習車として酷使された個体ばかりで、走行距離は最低でも10万キロを超えているのが当たり前でした。中にはそれこそタクシーとして30万キロを超えた個体だってありました。

なので走行距離1.9万キロという状態の良さは「ほぼ新車」と言っても差し支えないものでした。

状態の良さに驚き、少し悩んでから、その車を持っている中古車屋さんに電話して現車確認の予約を入れました。

実はトヨタ・コンフォートについては、以前から知っていました。

かつてタクシードライバーになることを真剣に考えていた時期もあり、その時にタクシーとして使用されている車についても、調べていました。

コンフォートシリーズは、タクシーや教習車として酷使されることを前提に製造されていますので、なんと40万キロ以上の走行に耐えられるような設計になっています。

普通の自家用車が20万キロくらいで廃車になることが多い中、倍は走れるようになっています。自家用車なら普通は40万キロも走りません。

初代シーマを愛車にしている女優の伊藤かずえさんでも、現在(2022年7月時点)で26万キロちょいです。

コンフォートを愛車にしたら、もう一生車買い替えなくて済むかも(笑)

(税金や維持費を別として)

こんな考えを持ってしまうこともありました。

実車を見に行き、その日に決めた

そして実際に現車確認をしました。

取り扱っていたお店は、愛知県大府市にあります、有限会社インシュランストーカイさんでした。

現地に行って現車確認をしまして、担当者さんから色々とお話も伺いました。

そこで以前のオーナーのことと、このお店でコンフォートを買っていった人たちの話を聞き、すごく悩みました。

まだ乗れるワゴンRを手放してコンフォートに乗り換えるか、ワゴンRをそのまま乗り続けるか…。

悩んだ末に、ローンの申し込みだけをして、一度購入するかどうかは保留にしました。

両親や信頼のおける友人に相談してから、どうするか決めようと考えました。

しかしなんと、ローンの申し込みをしてから20分後に「ローンの審査通りました」と担当者さんからお電話がありました。

正直、いくらなんでも早すぎるだろうと思いましたが、過去に自動車ローンを組んだことが無かったため、すんなりと通ってしまったそうです。

ビックリしました。

その後帰ってから、両親に電話で相談しました。

いい歳した男が自動車の買い替えで両親に相談するなんて、ちょっとみっともないかもしれませんが、ルトくんにとっては初めて車を買い替えることになり、大きな金額が動く取引でもあったため「どうしても誰かに相談してからでないと決められない」という思いが強かったのです。

両親と友達に相談してから、ルトくんはその日のうちに担当者さんに電話をしました。

「コンフォート、買います」

こうして、ルトくんは愛車を買い替えることになりました。

それはコンフォートを迎えると同時に、これまでお世話になってきたワゴンRスティングレーとお別れするということを意味しました。

ルトくんにとって、これまでの人生の中で、ある意味最も大きな買い物となりました。

納車が4月末に決まりまして、手続き書類を揃えたり、ETC車載器を取り外してインシュランストーカイさんに渡したりと忙しくなりました。

そして期待半分、不安半分で納車の日を待ちました。

納車日の前日には、それまでお世話になったワゴンRスティングレーを洗車し、最後のドライブを楽しみました。

ちなみにワゴンRスティングレーは、下取りに出しまして、その下取り金額はコンフォートの頭金になりました。

そして納車日。

インシュランストーカイさんに直接引き取りに行き、ワゴンRスティングレーを引き渡しまして、コンフォートに乗り換えました。

ありがとう、ワゴンRスティングレー。

よろしく、コンフォート。

ワゴンRスティングレーとの別れは、ちょっと寂しかったよ…。

実際に運転してみて分かったこと

コンフォートを運転して分かりましたが、本当に運転しやすい車でした。

それと同時に、良くも悪くもドライバーの運転技術が表に出やすい車だと知りました。

今となっては珍しい、FRの四角いセダンでしかも大きさに対して5ナンバーサイズなので、運転はとてもしやすいです。

タクシーや教習車として使用するには申し分ない作りになっています。

エンジンは1TRという2000ccのガソリンエンジンで、これは同じトヨタのハイエースやダイナトラックに使用されているものと同じ実用車のエンジンです。

特別パワーがあるわけではありませんが、確実に動いてくれてそこそこ走ります。

狭い道でも大丈夫。

軽自動車と変わらない感覚で運転できました。京都の街中で狭い道に入っても安心して走れそうです。(観光客だらけで狭い道なんて、あまり走りたくは無いですが…

もちろん、軽自動車よりも大きいので慎重に運転しています。

また半径5メートルほどありましたら、楽に方向転換ができます。

そして想定はしていましたが、道行く人々からかなり見られます。(笑

そりゃ見た目はタクシーそっくりだからねぇ。

駅前に停めていたら、間違いなくタクシーだと思われます。

とても良い車を手に入れることができましたので、大切に長く乗っていきたいです!!

そして、48回払いのローンを組んでしまいましたので、奨学金と合わせてせっせと返していきます…苦笑

後悔は全くしていませんが、支払いはちょっと大変です。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!