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自己流応量器を作った

ニトリで揃えた自己流の応量器(おうりょうき)。

日々の朝食や夕食、実家に帰省している時の食器として使っています。

長く使えて飽きが来ず、様々な料理に対応できる食器が欲しくて、ニトリで揃えました。

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応量器とは?

応量器とは、曹洞宗において禅僧が使う日常の食事です。現在でも雲水という修行僧によって使用されています。

本来は土(土器)か鉄(鉄器)で作ったものであり、木(木製)であることは戒律違反となっています。しかし、日本曹洞宗の開祖道元は「素材にこだわりすぎるのも悟りから遠ざかる」と考え、木製でも漆を塗って防水したものであれば戒律に適うものであると認めました。

そのため使用される応量器は漆塗りの漆器です。

ちなみに応量器とは、曹洞宗の呼び方です。

同じ禅宗でも臨済宗では「持鉢(じはつ)」と呼び、黄檗宗では「自鉢(じはつ)」と呼びます。

自己流応量器を作った理由

雲水が使う応量器は、漆器です。

これは日常生活でも使用できますが、漆器ならではの欠点もあります。

電子レンジが使えない

漆器なので、電子レンジには対応していません。

文明の利器であり、独身者の強い味方である電子レンジを使って器ごとレンチンすることはできません。

価格が高い

5~6つの器で構成されたセットを揃えるとなると、数万円かかります。

漆器なので高いです。

こうした理由から、漆器の応量器を日常で使うのはかえって不便だと考え、プラスチック製で重ねて収納できるものを探しました。

プラスチック製なら電子レンジ対応ですし、重ねて収納できるのが応量器最大の特徴でもあります。

そしてニトリで「MULTIWAN」シリーズを見つけ、その中から汁椀(MULTIWAN)と水切り汁椀(S M Lの3サイズ)を購入しました。

なお本来の応量器には、箸とスプーンとヘラが付属しますが、こちらは以前入院した時に使用した箸とスプーンとフォークのセットで代用しました。

包んでおく風呂敷の代わりに、ニトリの弁当包みを使って包み込めば、完成です。

これを日々使用していることで、日常的に使う食器の数を減らすことができました。

また、洗い物も楽になりました。

以上!

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