私はフリーターをしていた時、外出先で手持ちのお金が少ないときはよく安い食事を探して食べていました。
だいたいが、松屋の牛めし(並)です。
290円でみそ汁付きの牛丼が食べられるというのは、大変お得です。
しかし、時には松屋が近くに無かったり、本格的に食事に回せるお金が無くて牛めし(並)にさえありつけないこともありました。
そういうときは、最終手段を使います。
今回はそんな、最終手段として使っていた「牛丼屋で200円で食事を済ませる」ことについてお話しします。
なんとこのやり方、24時間365日いつでも牛丼屋に行けば使えます!
このやり方は、こちらの本に書かれていました。
ビンボーになったらこうなった! [ 橋本玉泉 ]
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かなりリアルな情報や気持ちが書かれていまして、私も頷けるところが多くありました。
やり方としましては、
「牛丼屋に入り、ご飯とみそ汁だけを注文して食べる」
たったこれだけです。
簡単ですが、実行するにはかなりの勇気と鋼のメンタル、そしてプライドをドブに捨てることが必要になります。
私はこれを、吉野家で実行に移しました。
昼時の吉野家。
繁華街ということもあり、周りにいるのはサラリーマンばかり。
その中に、私は足を踏み入れました。
カウンター席に案内されますと、すぐに店員さんがお冷を持って注文を取りにやってきます。
「ご注文お決まりでしたら、お伺いします」
店員さんが伝票を手にして言いますと、私はこう答えました。
「ご飯とみそ汁お願いします」
一瞬だけ店員さんが「えっ?」という顔をしましたが、
すぐに「はい、かしこまりました」と返事をして走って行きました。
少ししてから、お盆にご飯とみそ汁が乗せられて運ばれてきました。
私は箸を手に取り、ゆっくりとご飯とみそ汁を口に運んでいきました。
近くのサラリーマンが「えっ、これだけなの?」と驚いた表情を見せてきます。
当たり前の反応ですね。
他の人はみんな、牛丼や定食を食べていまして、誰もご飯とみそ汁だけを食べている人なんていません。
そんな中、私は一人でご飯とみそ汁を黙々と食べていきます。
途中、無料の紅ショウガを漬け物代わりにご飯に乗せたり、七味唐辛子をみそ汁に振り掛けたりしましたが、それ以外には何か注文したりはしません。
食事を終えますと、伝票を手にレジへ行ってお会計をします。
総額200円(税込)です。
(内訳はご飯140円+みそ汁60円=200円)
私は百円玉2枚を財布から出し、レシートを代わりに受け取って私は吉野家を後にしました。
こうしてたったの200円で、ご飯とみそ汁だけをいただくことができます。
前述した本によりますと、著者が牛丼屋で見かけた方がご飯と生卵だけを注文して食べていたのを見て真似するようになったそうです。
こちらも200円で可能ですが、私はやったことがありません。
これを何回も、私は昼食に掛けられるお金が無いときにやりました。
何度かやっていますと、店員さんも慣れたらしくすぐに出してくれるようになりました。
また、それを真似したのか私以外にも似たような注文をする人がちらほら現れました。
こういうことって、伝染してくものなのでしょうか?
こんな貧乏くさいことは真似してほしくないのですが!(笑
というか、あんたらフリーターの私より稼ぎが良いだろ!!(当時の平均月収7万円)
普通に牛丼食えよ!!
決してオススメはしませんが、ある程度お腹は落ち着きます。(個人差あり)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!