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社労士事務所で学んだことお役立ちランキング

ルトくんは社労士事務所に勤務していた時、実に様々な事を身につけました。
仕事をする上で、どれも必要な事ばかりであったためです。
そのため、社労士事務所を退職した今でも「学んでおいてよかった!」と思えることはいくつもあります。

今回は、学んだことをランキング形式で発表します!
これから発表することは「確実に役立っている!」とルトくんが思っていることばかりです。

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第1位 電話応対、接客マナー

社労士事務所は、代表の先生や業務を補佐する事務員のマナーや礼儀正しさで品格が決まります。
誰だって、ヤクザのような先生に仕事をお願いしたり、相談をしたりはしないはずです。
(実際に、某H総合事務所の代表がそんな税理士でした
そのため、マナー研修で叩きこまれました。

電話対応は、業務の基本でもあったため、ひたすら実践で身体に叩き込まれました。
電話自体は苦手ですが、電話応対は比較的様になっているかなと思います。
それだけで現在は「礼儀正しい」と評価されます。
また叩きこまれただけあり、外に出てコンビニや銀行、買い物など行く先々での対応も、自然と紳士的なものになっていきました。
とても好印象を相手に与えることができます。
これはそれだけで終わるものではありません。

例えば、自身が実害がほとんどないような小さな損害をした場合に、紳士的な連絡を相手方にしますと相手方も誠実な対応をしてくれます。
時にはオマケのような形でサービスを受けられたり、賞品を頂けることもあります。
特に企業さんはそうした傾向が強いので、そういうことがあると「ここは信頼できるな」と一つの目安を教えてくれたりもします。
この紳士的なマナーと対応の仕方は、現在では大きなアピールポイントになっています。

第2位 書類作成技術

なんといっても、社労士事務所は書類を作成するのが大きな仕事の1つです。
現在は電子書類で作成することも多くなりまして、私も社労士事務所にいたときは電子書類を多く作成していました。
しかし、紙で作成することもまだ多いです。
おかげで他の企業に勤めたとき「健康保険被保険者資格取得届」を迷うことなく記入することができました。
他にも、顧問先とのやり取りに手紙を使うこともあります。
その際に使う添え状も、作成しておりました。
ほとんどは定型文でしたが、自ら手を加えることもできまして、状況に応じて手を加えることでバリエーションを持たせていました。
中には顧問先の担当者を「クスッ」とさせたものもあったのではないかと自負しております。

第3位 役所のどこに問い合わせたらいいか

社労士事務所も、弁護士事務所や税理士事務所といった他の法律事務所と同じように法律を扱います。
なので役所は、顧問先以外で最もよく問い合わせる取引先になります。
社労士事務所の場合は、労働関係法令と社会保険関係法令を扱うため、
労働基準監督署、
年金事務所、
公共職業安定所などが主な問い合わせ先です。
回数は少ないですが、税務署や市役所、県庁もあります。

そんな中で役所に問い合わせていますと、役所のどこに問い合わせたらすぐに対応してもらえるかが、少しずつ分かるようになってきます。
案外「役所に問い合わせても遅いし、分からないことが多い!」という方は、問い合わせる部署を把握せずに問い合わせているんじゃないかと思います。
もちろん、全ての案件をすぐに進めてもらえるわけではありません。
向こうも人間ですし、他にも問い合わせている方はいっぱいいますので、時間が掛かることもあります。
しかし、問い合わせる場所が分かっていますと、だいぶ時間の短縮になります。
これは何も労基署や職安だけに当てはまるものではありません。
市役所などにも当てはまります。

第4位 情報管理のイロハ

社労士事務所は個人情報をいっぱい扱います。
名前や住所はもちろん、家族の情報や勤め先、所属部署、賃金の支払い内訳などもれっきとした個人情報です。
これらを扱うことから、情報管理も学ぶことになりました。
また、顧問先から送られてくる情報は、紙で届くことも多くありました。
賃金台帳などは、多くはPDFファイルでしたが紙で送ってくる顧問先も多くありました。
当然、紛失したり他社や情報屋などに流出した場合、大変なことになります。
業務上知り得た機密情報は、他の人に漏らしてはいけません。
そのため、
「この情報を破棄するときはシュレッダーを使う」
「この情報は、こうやって保管する」
というような「情報管理のイロハ」を学ぶことができました。
個人情報についての関心がより一層高まっている中、情報管理を学べたのは大きな収穫でありました。

第5位 労務人事の基礎知識

絶対に学ばないといけないことです。
そうしないと、仕事ができませんから。(笑
これを学んだおかげで、多くの人が労働者側の視点しか持っていない中、私は企業側や経営者側の視点も持てるようになりました。
本当に、人を使うって大変な事です。
ブラック企業は滅びてしかるべき存在ですが、そうでない企業さんはかなり労務人事で頭を悩ませていることが容易に想像できます。
経営者の大変さをうかがい知ることができ、多角的な視点から物事を考えるクセをつけられるようになりました。

第6位 社会保険の知識

社会保険の知識も身につきました。
なんといっても、商売道具ですからね。(笑
主に健康保険と厚生年金でしたが、知れば知るほど「日本の公的社会保険って、よくできているなぁ」と感心させられました。
運用している日本年金機構には問題がありますが、少なくとも健康保険と年金だけは絶対に崩壊させないようにできています。
そしていかに保険料もちゃんと法令で定められて徴収されているかも分かりました。
これがいいかどうかはまた別問題です。

第7位 雇用保険の知識

雇用保険の知識も身につきました。
こちらも商売道具です。(笑
特に「知れてよかった!」と思うことは、離職票の重要さです。
離職票はなぜ貰っておいた方がいいとされるのか、その理由がはっきりと分かりました。
離職票がないと、失業手当を申請することができないのです。
これ、意外と知らない人が多いんですよ。
これを知れたおかげで、社労士事務所を退職するときに離職票はちゃんと請求して受け取ることができました。
雇用保険の知識は、持っていて損はなしです!!

まとめ~今に生きる知識が多い~

社労士事務所にいた期間は短かったのですが、学んだことは多かったと思っています。
今回、ランキングで発表したものは、全て今に生きています。
学ぶことで損したことは、一切ありません!

これから何を学んでいけばいいのか悩んでいる、そこのあなた!
まずはこれらを身につけてみてはいかがでしょうか?
人事労務の知識や書類作成技術、情報管理のイロハなどは難しいかもしれません。
しかし、電話応対や接客マナー、社会保険の知識、雇用保険の知識などは、
ネットで調べても出てくることがほとんどです!
社会保険や雇用保険に限定すれば、市販されている書籍や社労士試験の試験対策テキストでも学べます!

無駄な知識などありません!!
まずは騙されたと思って、学んでみてください!!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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