スポンサーリンク

社労士事務所の仕事道具

社労士事務所に勤めていた時、私は様々なものを使用して仕事をしていました。
その中には、普通のオフィスでも使用するものもあれば、
ちょっと他ではお目に係れないようなものもありました。

今回は、私が社労士事務所に勤めていた時に使用したものの一部を
批評を交えながら紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

どこのオフィスにもだいたいあるもの

パソコン

今やオフィスにとって当たり前の存在ですね。
これがないと仕事ができませんでした。
とても重要なものです。

電話

これもオフィスにとって当たり前の存在。
電話が全く鳴らないという日はありませんでした。
しかし、私は電話が苦手なので電話に出るのは少し苦痛でした。

FAX

こちらも当たり前。
複合機についていました。
ネットではあまりいい評判を聞かないFAXですが、
使ってみると意外と便利なことに気づかされました。(紙を通すだけで送れる、ウイルス感染の心配なし、だいたいどこにもあるetc)
賃金台帳や履歴書の写しを送ってもらったり、
業務適性診断の結果を送ったりしていました。

ボールペン

いわずもがな。(笑
事務所にもストックはありましたが、私はもっぱら私物を使っていました。
転写式の書類を書くこともありましたので、
筆圧が掛かっても書ける昔ながらのボールペンが意外と重宝しました。

社労士事務所じゃないと無いもの

社会保険労務士の提出代行者印

社労士が業務に必要なものの中で、最も重要なもののうちの1つです。
これが無いと仕事ができません!

ゴム印で横書きのものになっています。
主に紙の書類(多かったのは、様式第5号。労災保険の申請書類ね)を記入したときに裏面や下にある
社会保険労務士記載欄
というものへの記入に使っていました。
これを使わないと、社労士が提出代行者として証明することができないので、大変重要です。

形状などはこちらで確認してください。

社会保険労務士職業印

先述した提出代行者印と並んで、最も重要なもののうちの1つです。
これが無いと仕事ができません!

角印で、私がいた社労士事務所の印は木でできていました。
様式第5号などは、提出代行者印と職業印の両方を押印しないといけません。
また就業規則の届出書や契約書といった重要な書類では、実印のような働きをします。
他に助成金の申請書などでも、こちらを使っていました。
非常に重要な印鑑なので、持ち出し厳禁です。

通称、社労士印。

より詳しく知りたい方は、こちらへ!

社労士業務サポート専用PCソフト

業務サポート専用PCソフトも、色々なものがあります。
私がいた社労士事務所では「台帳」と呼ばれるソフトを使用していました。

顧問先の情報などは、ほとんどこのソフトに入力してあり、
社会保険や労働保険のほとんどの書類が作成できました。
さらにそのまま、電子申請で提出することもでき、
役所の窓口に紙の書類を持っていく必要がないため、

大変便利なソフトでした。

エクセルベースなので直感的に使うこともできましたが、
エクセルならではのクセも受け継がれていたため、
時々使いにくくてイライラすることもありました。

また、サポートの電話がとにかく繋がりにくいため、
サポート体制には改善の余地がかなりあります。

さらに、他の人が特定の顧問先のページを開いていると、
他の人が開いた時に使えず
「〇〇社の台帳を開いている人、ちょっと閉じてください」
とお願いしないといけないこともありました。

業務適正診断用PCソフト

CUBICという名前のPCソフトです。
こちらは台帳など他のPCソフトと少し違い、USBメモリーに入っていました。
また、活用する機会がかなり限定されていました。

主に新入社員の方がどのような業務適性を持っているのか知るために、
学歴や年齢、100近い質問の答えを入力し、
業務適性を分析するソフトでした。

ほとんどの場合、数字を入力していくだけなのですが、
一か所でも入力をミスしてしまうと、
修正するのが大変なのでミスに気づいた時は、
かなり気が萎えます。

顧問先以外の会社の名前を見ることも多く、
この業務適性診断を受けるためだけに
限定的に契約している会社もあったようでした。
そんなに業務適性診断って、需要があるんだと思いましたね。当たり前と云えば当たり前か。

診断結果は、PDFファイルなどに変換した上で
顧問先の担当者にメールで送付することがほとんどでした。
個人情報をふんだんに含んでいるため、
取扱いには十分注意しないといけませんでした。

私が業務の中で、かなり得意だった作業でもあります。
(数字を入力するだけなので実質、誰でもできる)

まとめ

社労士事務所ならではのものも多くありましたが、
基本的な部分は一般的なオフィスと変わりません。

社労士の業務の大半は事務手続きなので、
普通のオフィスと比べても、大きな違いはないみたいです。

社労士事務所に就職、転職を希望されている方、
社労士として開業を目指している方が、
社労士事務所がどんな雰囲気なのか知る一助になれば幸いです。

なお、社労士証票だけは、在籍している間に一度も見ることがありませんでした。
社労士証票は、社会保険労務士の資格を持つ所長の先生だけが持っています。
本来なら、役所へ説明に行ったときなど、
必要な時に提示するものなのですが、
私は一度も見たことがありませんでした。

どうして一度も見ることが無かったのか、
退職した今では謎のままです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする