スポンサーリンク

社労士事務所の理想的な立地条件

私が社労士事務所に勤めていた時、色々と考えたことがあります。
「この事務所、かなり立地条件いい場所にあるよなぁ……」
私が勤めていた社労士事務所は、オフィス街の中にありました。
とあるオフィスビルの一室に、入っていました。
そのときに、私は「社労士事務所の理想的な立地条件」について考えてみました。

ランキング形式で「社労士事務所の理想的な立地条件」を上げていきたいと思います。

スポンサーリンク

関係する役所から近い

堂々のナンバー1は、やっぱりこれです。
社労士事務所がよくやり取りする役所は
労働基準監督署、
公共職業安定所、
日本年金機構(年金事務所)、
都道府県労働局、
全国健康保険協会、
などです。
私が勤めていた社労士事務所の近くには、都道府県労働局と日本年金機構の事務センターが徒歩圏内にありました。
それ以外に出向くには、自転車か自動車を使う必要がありました。

現在は電子申請なども普及してきたため、以前に比べると紙で提出することは減りました。
しかし減ったとはいえ、まだまだ社会保険関係や労働関係の書類は紙で提出することが非常に多いことも事実ですし、電子化されていない書類も多々あります。
なので、関係する役所が近くにありますと、出向く時間を大幅に短縮できます。
日々、顧問先から様々な書類の作成と提出を依頼されますので、役所から近いことはやっぱり立地条件にまず入れるべき事項だと思います!

鉄道の駅から近い

これは社労士事務所だけでなく、どんなところにも当てはまるかと思います。
鉄道は日々多くの方が利用します。
駅から近いほど、お客さんは立ち寄りやすいですし、社員の方は通勤が楽になります。
お互いにとっていいことばかりです。

急用が出来たときも、すぐに鉄道に乗って移動することが可能です。
具体的には、鉄道の駅から徒歩5~10分圏内が理想的だと思われます。

光回線が通っている

これも重要です。
社労士事務所も、ネット環境は必需品です。

電子申請だけでなく、助成金書類のダウンロードや、厚生労働省からの通達、住所や電話番号の検索、法人番号検索、ちょっとした調べものなど、使わないことは無いというほど頻繁に利用します。
高速で大容量のデータでも難なく通信できる光回線は、電話やFAXと同じで絶対にはずせないものです。

銀行から近い

社労士事務所も、銀行に行く機会は多々あります。
ネットバンキングもありますが、まだまだ使っている人は少数派です。
振込や入金の確認などに、通帳を持って行って記入することは普通にあります。
私が勤めていた社労士事務所でも、所長さんがよく銀行に走っていました。
なので、銀行から近いことも重要です。

郵便局から近い

これも得点が高いです。
私が勤めていた社労士事務所は、オフィスビルの一角だったので、毎日平日の夕方に郵便屋さんが郵便物の収集に来ていました。
しかし、時には急ぎで送らなければいけない書類などが出たときは、郵便局に直接出しに行くこともありました。
そんな時は、徒歩圏内に郵便局がありましたので、大変便利でした。
請求書の発想など、郵送でやり取りをすることもありますので、郵便局から近いことも重要です。

顧問先から近い

これはどちらかといいますと、あまり重要ではありません。
確かに近いことに越したことはありませんが、顧問先とのやり取りは、電話やFAX、郵便、メールなどでのやり取りがほとんどです。
実際に訪問するのは、所長の先生がたまに行くくらいです。
私も実際に訪問したのは、先生の鞄持ちとして同行したことが数回だけでした。
なので、顧問先から近い必要はありません。
事務所を開いたら、結果的に顧問先の近くになった、というのはいいと思います。

食事をする場所がたくさんある

これもあまり重要ではありません。
途中にコンビニがあったら、すぐ解決することです。
弁当を持って来る人なら、ますます関係ありません。
なので「あったらラッキー」程度の認識でいいと思います。

以上が、個人的に考える社労士事務所の理想的な立地条件ではないかと思います。
全てを満たしている社労士事務所は、そう多くないと思います。
もちろん、これに当てはまらなくとも、繁盛している社労士事務所は数多くあります。
どれを優先させるかは、社労士の先生の考え方や資金力、経営方針などで決まるため千差万別です。
社労士とは自営業なので「自宅=事務所」ということもザラです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする