骨髄バンクにドナー登録しています。
この度、ドナー候補者として選ばれました。
ルトくんは本日、骨髄バンクの確認検査を受けてきました。
骨髄移植のドナーになる前に、どうしてもやらなければならないことの1つです。
そんな大切な確認検査を受ける前と受けた後で、ルトくんがどう感じたのか。
今回はなかなか知る機会の少ない、骨髄バンクの確認検査についてお話していきたいと思います。
確認検査とは?
ドナーになる意思があるのか否か、ドナーになって提供しても問題がないのかを本人の意思と、医学的な視点から検査するのが確認検査です。
ドナー候補者はもちろん、コーディネーターさんと、調整医師の立ち合いの元で行われます。
なおこの時、説明を詳しく聞きたいのでしたら、配偶者や家族の人を同席させることもできます。
確認検査は平日の昼間に行われます。
なので平日が仕事という方は、休みを調整するか有給休暇を使って確認検査を受けなくてはなりません。
ちなみに骨髄バンクから休業補償のような形で、おカネ(1日2万円)が支給されます。
他に市区町村によっては、ドナー休業補償給付が受けられることもあるみたいです。
ルトくんはシフト制の職場で働いていますので、有休を使わずに振替休日という形で休むことができました。
どこでやるの? 持ち物は?
確認検査を行う場所は、指定された病院です。
あらかじめ候補者になった時点で提出する問診票に、希望する病院をリストから選択しておきますと、なるべく希望に沿った病院を選んでもらえます。
※あくまでも希望なので、必ずしも希望する病院になるとは限りません。
ちなみに持ち物ですが、骨髄バンクから送られてきます「ドナーのためのハンドブック」と「本人確認書類(運転免許証、パスポートなど顔写真がついているもの)」が必要になります。
あとは書類に記入するために、筆記用具も持っていってください。
当面の予定なども聞かれるかもしれませんので、スケジュール帳や手帳を持っていくことを強くオススメします。
また、一番最近の健康診断の結果がありましたら、その写しを持っていくと問診のときに参考になります。
必要ではありませんが、あるといいものです。
当日の流れ
病院に行く
↓
コーディネーターさんと合流。(場合によっては、ここで交通費が支給される)
↓
コーディネーターさんから「ドナーのためのハンドブック」を使いながら説明を受ける。
↓
提供方法でやりたくない方法があるか否かを伝える。
↓
同意書等にサインをする。
↓
調整医師から問診を受ける。
↓
身体検査。
↓
血液検査。
↓
確認検査終了!
ルトくんが実際に受けた確認検査の流れは以上のようなものでした。
かかった時間は1時間15分ほどでした。
採血するよ!
そして重要なことですが、採血があります!
採血で血液の成分の他、血液を介して感染する病気(エイズやB型肝炎などの感染症)がないかどうかの検査も行われます。
ちなみにルトくんは、これまで一度も彼女ができたことがなく、またゲイでもないので性行為感染症の心配は一切ありません。
そして採血で気になるのが、食事の有無です。
もしかして、食事をしたらいけないんじゃないの!?
安心してください。時間帯にもよりますが、食事はしても大丈夫です。
ルトくんも気になって、コーディネーターさんに食事についての質問をしました。
返答は「食事をしても大丈夫ですよ」とのことでしたので、ルトくんは朝食も昼食もしっかりと食べた上で、確認検査を受けました。
調整医師からも、特に食事をしたからといってどうこう言われるようなことはありませんでした。
もちろん大切なことですが、ご自身でコーディネーターさんに確認をしてください。
後で「違っていたぞ!」と言われましても、ルトくんは一切の責任を持ちません。
終えてみて
どうやらルトくんのような「若い成人男性で既往歴がない」ドナー候補者は、早めに連絡がくるみたいです。
いつ頃連絡が入るのかは分かりません。
しかし遅くとも6週間以内には、連絡が入るみたいです。
患者さんが手術方法を選び、提供を希望されましたら、今度は最終同意が行われます。
最終同意に同意しましたら、ルトくんが正式なドナーとして骨髄液を提供することになります。
そうなりましたら手術か、もしくは特殊な薬で血液中の白血球の量を増やして、血を抜く形になります。
最終同意が決定しましたら、また何らかの形でお知らせしたいと思います。
もちろんですが、個人情報などの「口外できないこと」はお話できませんので、ご了承ください!!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!