夏祭り、お花見、初詣、地域のお祭り、大学の学園祭・・・
一見、何の関連性もなく、ただ単にお祭りの種類を並べただけにも見えます。
しかし、これらにはある共通点があります。
屋台の存在です!!
上記のどのお祭りでも、屋台が立ち並ぶことが必ずといっていいほどあります!
お花見では少し珍しいかもしれませんが、
桜の名所ならば花見客相手に屋台を出すこともあります。
日本のお祭りにとって、屋台は切り離せないものであり、
風物詩の1つといっても過言ではないでしょう。
そしてルトくんは、お祭りの屋台で売っていると、
その気も無かったのに、ついつい購入してしまうものがあります。
それはズバリ、ソース焼きそばです!!
あの屋台の鉄板から漂う少し焦がしたソースの匂いを感じてしまうと、
もう意識は屋台の鉄板へとに自動的に向いてしまいます。
そして気が付いたら、必ず1パックは買ってしまいます。
懐に余裕が無いときであったとしても、それは変わりません。
普段なら、自分で材料を買ってきて作ることすらしないのに、
こういうときばかりはどういうわけか、食べたくなって買ってしまいます。
屋台の焼きそばって、どうしてこうも人を惹きつけるのでしょうか!?
屋台焼きそばの多いパターン
屋台の焼きそばをお祭りなどで何度も食べてきましたが、
屋台の焼きそばには、共通している具材があることが分かりました。
これまでの経験から、次の具材が最も多く使われていました。
・中華麺(当たり前)
・ソース(これも当たり前)
・豚肉(くず肉や細切れのような肉が多い)
・キャベツ
・青のり
これ以外に、天かすやもやし、ニンジン、紅しょうが、かつおぶしなどが入ることもありますが、基本はいたってシンプルです。
野菜はキャベツだけ。
肉は豚肉でくず肉のような細かいミンチ状のものがほとんど。
青のりはかけられていないことも多いので、これを抜けばもっとシンプルになります。
味付けは塩コショウを除けば、ソースと豚肉から出る油くらいしかありません。
シンプルな調理法かつ材料も多くないので、焼きそばは屋台で作るのに適している料理といっても過言ではないでしょう。
なぜあんなに美味いのか?
どうして買ってしまうのかと聞かれますと困りますが、
やっぱり味が一番の決め手ではないかと思います。
ただ単にソースを少し焦がしただけの味付けと、
そこに加わる豚肉から出た油。
この2つが蒸した中華麺に絡まった時、
あのやみつきになる味へと変貌を遂げるのではないでしょうか?
しかし、これだけではただただ「クドい」味付けにしかならないかもしれません。
そこに加わるのが、キャベツ!
どこにでもあり、しかも安い野菜ですが、
キャベツの水分がソースと豚肉の油でこってりした味付けをマイルドにしてくれます。
さらにシャキシャキした食感も加わることで、歯ごたえも生まれます!
さらに中華麺は、1玉がちょうどいい分量です。
多すぎず、かといって少なすぎず。
満足感も十分!
この配分、まさに神業!
そうとしか言いようがありません!
絶妙なバランスで、味、食感、満足感を提供してくれます!
まとめ~焼きそばの人気は衰えを知らず~
屋台の焼きそばは美味しいです。
しかし、美味しいだけではありません。
価格も比較的低価格になっています。
焼きそばの人気は、そこにもあるでしょう。
どこのお祭りの屋台を見ても、必ず焼きそばの屋台は出ています。
そのことが、屋台の焼きそばがいかに人気があり、
需要の高いものであるかを物語っているといえるでしょう。
町おこしや地域おこしなどでも、
「ご当地焼きそば」
として売り出され、人気を博していることからも伺えます。
屋台の焼きそば。
どこにでもあり、安価でかつ、美味しい存在。
今後もあのソースを焦がした匂いを感じたら、
その気がなくとも買ってしまい、舌鼓を打つことになるでしょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!