スポンサーリンク

【京都】伏見稲荷大社に参宮しました【行ってきた】

日本人であるのなら、1度は神社に行ったことがあるという人がほとんどではないでしょうか?

初詣、七五三、合格祈願、各種のお祓い、ご祈祷……etc
日本人の中で、神社に行ったことがない人は、外国人を例外としてほとんどいないのではないでしょうか?

ですが、日本にそれこぞ星の数ほどある神社の中で、最も多い神社はどの神社なのかご存知でしょうか?

その答えは、稲荷神社です。お稲荷さんとして親しまれている、稲荷神社です。
なんと、全国に3万社もあるといわれています!
さらに稲荷神社は、家庭の神棚や家の敷地内にも祀られていることがあります。
それらを含めますと、3万社以上の数になるでしょう。
江戸時代にも江戸に多いものとして「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」と謳われていたそうです。
ものすごい数です。

そして実は、そんな稲荷神社にも総本宮(お寺でいう総本山のようなところ)があります。
それが、京都にある伏見稲荷大社です!

外国人観光客が日本で最も行きたい観光スポットとして、2018年もトップを獲得した場所です!

ルトくんはキツネが好きなこともあり、伏見稲荷大社はどうしても行きたい場所でした。
きっと、日本にいるキツネ好きな人はほぼみんな、伏見稲荷大社に1回は参拝していると思っています。

「せめて平成が終わる前には、1回は行ってお参りをしてきたい!」と思いつつも、仕事の都合などでなかなか行けない日々が続いておりました。
(おカネが無かったというのもある)

しかし今回、3連休を獲得しました!(というよりも、本来取得するはずだった休みが取得する日に取れなくて、ここまできてやっと取得できただけなのですが)
これはもう、神使のキツネに導かれたと思い、伏見稲荷大社に向かうことを決意しました。

最初は新幹線と在来線で行く予定でしたが、予定していた時刻の列車に間に合わないことが分かったので、片道2時間半以上かけて車で行くことにしました。

今回は、生まれて初めて行った稲荷神社の総本宮、伏見稲荷大社のレポートです!

なお、今回はお土産はほとんど買っていません。
目的が「参拝とこの記事や小説のネタにするための取材」だったからです。

ウソです。買い忘れただけです!


お得なJR+宿プランはこちらから!

出発3日前まで予約OK!お得な新幹線+宿セットプランは日本旅行♪

スポンサーリンク

1.伏見稲荷大社に到着したらまずやること

伏見稲荷大社に到着したら、まずは手水舎で手と口を清めます!

これは、どこの神社でも共通のお清めです。
これをしないで参拝するのは、悪いことではありませんが神様に対してちょっと失礼なことと心得ておいてください。
もちろん、障害があったりして上手くできない方などはしなくてもいいと思います。
(あくまでも気持ちの問題です)

お清めをしましたら、本殿に参拝します。
もちろん、先に末社を参拝しても問題はありません。
ちなみに本殿は、重要文化財となっています。

ルトくんは本殿に参拝してから、伏見稲荷大社をあちこち見て回ることにしました。
そのためにまず、本殿に行き、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼します。

無事に参拝を終えましたら、さっそくあちこちに向かいます。

そしてこれは、伏見稲荷大社の楼門横にいる御先稲荷(おさきとうが)の狛狐です。
向かって左側になります。口に鍵をくわえています。

「お稲荷JKたまもちゃん!」で「伏見たまも」として高校に通っているほうだったりします。

そしてこちらは、反対側にいる口に宝珠をくわえた狛狐です。

こちらは、マンガでは「おさきちゃん」というたまもの妹となっています。
そして、先日発売された3巻の表紙を飾っていますよ!

2.御朱印を授かる

ルトくんも、御朱印を集めていたりします。

伏見稲荷大社には、3種類の御朱印があります!
しかも授与してもらえる場所が、全て違います

なので、伏見稲荷大社の御朱印をすべて集めるためには、3か所の授与所を回らないといけないのです!

今回ルトくんは、
3か所すべての御朱印を集めることに成功しました!!

授与所は、次の3か所です!

・本殿横の祈祷受付所(若しくは、儀式殿)
・奥社奉拝所
・御膳谷奉拝所

初穂料は、すべて300円です。

順番に、説明させていただきます。
なお、御膳谷奉拝所だけはちょっと大変です。

本殿横の祈祷受付所(若しくは、儀式殿)

こちらは、本殿の横にある祈祷受付所でもらえます!
参拝してすぐにもらえるので、ありがたいです!

なお、元日~初午大祭までの間は儀式殿という場所で授与されます。
ルトくんは1月30日に参拝しましたので、儀式殿での授与となりました。

奥社奉拝所

ここは、かの有名な千本鳥居を抜けた先にあります。

ここでは御朱印は御朱印帳に書いてもらうのではなく、
あらかじめ御朱印が書かれた紙が手渡されます。

この御朱印が書かれた紙を、御朱印に貼り付けるのだそうです!

なんと画期的!!
これなら1回1回書く必要がないので、御朱印を書く神社の方の腕が痛くならなくて済みますね!!(笑
しかもすぐに渡されるので、並ぶ時間も短くなります!

さらに奥舎奉拝所でないと入手できないお守りもありますよ!

御膳谷奉拝所

ここだけは、ちょっと御朱印をもらいにいくのが大変です。

なんといっても、稲荷山の中にあるからです!!

稲荷山に登るのは、実にいい運動になります。
しかし、山頂はもとより、途中まで登るのも結構大変です。
普段デスクワークで運動をほとんどしていない方や、足腰の強くない方は、もらいに行くだけでもかなりしんどい思いをすることになるでしょう。

しかし、それだけにもらえた時の喜びは格別です!
ルトくんも山頂に行ってからの帰り道にもらいましたが、3つ目の御朱印が入ったページを見た時には
「あぁ、ここまで来て良かったぁ!!」
と感激しました。

また、御膳谷奉拝所も元日~初午大祭までの間は授与所が変わるらしく、近くにある小さな休憩所兼お土産屋さんでの授与となりました。

御朱印をすべて集めるのは大変ですが、それだけに達成した喜びもひとしおです。

3.お守りを授かる

御朱印と若干前後してはしまいましたが、お守りも授かってきました。

お守りは、主に本殿横にある授与所で取り扱われています。
家内安全、交通安全、所願成就、開運、厄除け……実にいろいろあります。
また、お札や破魔矢なども取り扱っています。
おみくじもありますよ!

ルトくんは、これだけ授かってきました。

・稲荷守(紺色のお守り)
・交通安全のステッカー(鳥居型)
・交通安全のステッカー(キツネが2匹のもの)
・えんむすび守(カード型のお守り)
・旅行安全守(えんむすび守の隣にあるもの)
・おみくじの結果(内容が良かったので持って帰ってきました)

右の2つはお守りではありませんのでご注意を。

また、遠方や高齢、障害を持っていて
「参拝は無理でも、お守りは……」
という方、朗報です!

なんと、伏見稲荷大社では郵送によるご祈祷やお守りの申し込みを受け付けています!

詳しいことは、伏見稲荷大社社務所の奉賽課までお問い合わせください。

TEL 075-641-7331

4.千本鳥居を体感!

伏見稲荷大社といえば、千本鳥居です!

ほとんどの人が、伏見稲荷大社と聞いて思い浮かべるのが千本鳥居ではないでしょうか?
何本もの紅い鳥居が参道を囲んで並んでいるのは、和をとても感じられます。

この千本鳥居には、簡単に行けます。

奥舎奉拝所に行く途中にありますので、御朱印を貰いに行くときに通っていくのが一番です。

なお千本鳥居は広報などの写真でも度々被写体として使われています。
そのため「自分もあんな美しい写真を撮りたい!」と考えられる方も多いと思います。

しかし、それは至難の業です。
ルトくんも撮影しようとしましたが、千本鳥居では断念せざるを得ませんでした!!

その理由は、観光客がたくさんいるためです。

参道を埋め尽くすように、外国人観光客(主に中国人観光客)がひしめいています。
さらに彼らは、所かまわず周りのことなどお構いなしで突然に記念撮影を始めます。

そのため、どうしても観光客が写真の中に映りこんでしまうのです。

そんな中で撮影を強行しようとすれば、他の参拝者に対して迷惑になります。
なので千本鳥居での美しい写真の撮影は、至難の業です。

ちなみに、今回の記事の冒頭とサムネに使用している写真はフリー画像などではありません。
ルトくんが、稲荷山で撮影した奇跡の1枚です!
この一瞬だけ、視界から観光客が消えたので迷わず写しました。

5.稲荷山の山頂へ!

時間に余裕がある方は、稲荷山の山頂まで行ってみるのもいいと思います。
今回、ルトくんも実際に行ってきました。

山頂まで行くのは、修行と思っておいたほうがいいです。

日頃運動不足だから「よーし、この機会に運動不足解消だ!」と思って登ると、
えらい目に遭います。(笑
地獄を見ます。(笑

山頂までの道は整備されていますが、ひたすら石段を登っていきますので、
かなり体力を持っていかれます。
ルトくんも、途中で息切れとふらつきを起こし、休憩しないと先に進めませんでした。

京都にお住まいの方で、稲荷山に近い方。
毎日登っては降りてを繰り返していましたら、1年後にはかなりの体力がつくはずです。

前方に開けた場所が見えてきて「やっと山頂だ!」と思ったら、
まだまだ山頂はもっと上だった、なんていう思いを何度も経験しました。

稲荷山の山頂が予想以上に上だったことを知り、
自分は伏見稲荷大社のほんの一部しか知らなかったことを思い知らされた瞬間でした。

そんなことがあったからか、山頂からの眺めは格別のものでした!
写真が無いのが残念ですが。(絶景に見とれたことと、かなりの疲労で撮り忘れた)
どんな景色だったのかは、実際に登ってその目で見ていただくのが1番かと思います。

無理して登っていくのは禁物です!

途中には休憩スペースや自販機がありますので、そこで休憩しながら登っていくようにしましょう。
遅くついても早くついても、それでご利益が変わることはありませんし、山頂も逃げたりはしません。
そして体調が優れないときには、途中で引き返すか、登らないという決断も大切です。

帰ろう、帰ればまた来れるから。(木村昌福提督の名言)

6.休憩とお土産

稲荷山を登っていると、途中でいくつかの休憩スペースがあります。

休憩スペースは「どう見てもそこで暮らしながら商売をしているようにしか見えない」ようなものや「そもそも、どうやってこんなところに建てたの?」と疑問に思うような場所があります。

休憩スペースでは、そこでないと食べられないようなスイーツや、
ちょっと変わったお土産を売っています。
献灯するためのローソクやお供え用の日本酒や、おつまみまで一緒になったセットなども販売されています。
さらに奉納するための小さな鳥居もあったりするので、見ているだけでも楽しいです。

一部の休憩スペースでは、大きなキツネのぬいぐるみがありました。
そちらは1匹3000円でした。
とてもかわいかったので、1匹買って帰ろうかと思いました。

しかし、
・白い狐のお面をつけているキツネ
・黒い狐のお面をつけているキツネ
・白い狐のお面をつけている白いキツネ
・黒い狐のお面をつけている白いキツネ
なんと、この4種類(匹?)が居ました!

さらに「ぼくたち1匹3000円」と値段が書かれていたのです!
これを見てしまったルトくんは、とても選べなくなりました。

「どれもかわいいうえに、ぼくたちなんて云われたら、もう全員買うしかないだろ!
だけど、4匹も置く場所なんてない!
1匹や2匹じゃ仲間はずれを作っちゃうみたいでかわいそうだ!
ああ、選べない!!」

こんな状況に陥ってしまい、ルトくんは泣く泣く断念しました。

ルトくんの個人的なお気に入りは、これです。

1匹3000円のキツネは断念しましたが、こちらは1種類だけでした。
それでいて、かわいさは引けを取っていません!

ひとめ見て気に入ってしまいまして、
「今ここで買っておかないと、後で絶対に後悔する!」
と思いましたので、購入しました。650円です。

今後、ルトくんのプロフィール画像と代理として活躍してもらうつもりです。
頭が大きくてバランスが悪いので、思うように座ってくれません(笑
ちょっとしたことでコケたり、寝てしまったりするので扱いが難しいです(笑

7.その他、ルトくんが現地で感じたこと

ここには、今回伏見稲荷大社に行って実際に感じたことを書いていきます。
くだらない内容も多いのですが、どうかお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

外国人観光客だらけ

トリップアドバイザーが毎年発表している「外国人観光客が行きたい日本の観光スポット」で、伏見稲荷大社が毎年第1位になっていることから、外国人観光客が多いことはある程度は予想していました。

しかし、予想以上に外国人観光客だらけでした。

見た目でヨーロッパ系や西アジア系、南米系と分かる人はまだいいのです。
問題は中国人観光客でした。
日本人だと思っていたら、流暢な中国語を話しだす中国人観光客が、どこを見渡してもいまして「もしかして日本人よりも多いのではなかろうか?」と思ってしまうほどでした。
一見すると日本人とよく似ているので、出会うたびに「またか!」と心の中で思っていました。

どこに行っても中国語が飛び交うので、最終的には
「ここは日本? それとも北京か上海、香港? あ、パスポート持ってたっけ?」
と思いそうになりました。(笑

外国人観光客なんて珍しくないどころか、むしろ日本人のほうが珍しいくらいでした。

それと外国人観光客ほどではないですが、修学旅行生も多かったです。
こちらは、見ていると男女ともになんだか可愛いです。(怖

注)決して外国人観光客がたくさんいるのを問題視しているわけではありません!

夏場はキツイね、きっと

今回、冬場に行ったのでどうなのかは分かりませんが、おそらく夏場はかなりキツイのではないかと思いました。

特に稲荷山に登っている人の中には、途中で上着を脱いで持っている人もちらほら。
外国人観光客に至っては、なんと半袖(!)の人もいたほどです。

これが夏場なら、どうでしょうか。

湿気を含んだ蒸し暑さ。
容赦なく照り付ける直射日光。
体力と気力を奪い続ける永遠に続くような石段。

伏見稲荷大社と稲荷山がある京都は盆地なので、暑さは厳しいです。
夏場に行くのは、体力がある人でも大変そうです。

参拝はともかく、稲荷山に登るのであれば、季節も考えて行った方がいいかもしれませんね。

あと、杉の木が多いので、2月~4月辺りにかけては花粉症対策も必要かと思われます!

千円札や百円玉を多めに持っていこう!

絶対にとは言い切れませんが、千円札や百円玉を多めにお財布に入れて持っていくといいと思います。

お賽銭やお守りなどの初穂料、お土産の代金などは、そんなに高くありません。
1万円札の出番なんか、ほぼ皆無です。

しかし、千円札や百円玉はめちゃくちゃ出番があります。

事前に何か購入しておカネを崩しておくか、
両替をして用意しておくといいと思います。

自動販売機なども多いので、千円札と百円玉は多ければ多いほどいいですよ!

8.まとめ

生まれて初めて行った伏見稲荷大社でしたが、本当にいい場所でした!

外国人観光客が多すぎるのは少し気になりましたが、それを差し引いても一度は参拝に訪れるべき名所であることに変わりは無いと思います!

キツネが好きなルトくんにとっては、本当に行けてよかったと思える場所です。
もちろんキツネ好きな人でなくとも、一度行っておいた方がいいと思います。

後悔することは、まずありません!

京都へ行く予定があるのなら、伏見稲荷大社を候補に加えておきましょう!
千本鳥居が、あなたを待っています!





往復のJRと宿泊がセットになって、こんなにお得!!

お得なJR+宿プランはこちらから!

出発3日前まで予約OK!お得な新幹線+宿セットプランは日本旅行♪

9.アクセス

【鉄道】
・JR奈良線「稲荷駅」下車すぐ
・京阪本線「伏見稲荷駅」下車徒歩5分

【自動車】
名神高速道路 京都南インターから20分
阪神高速道路 上鳥羽出口から10分

駐車場もありますが、混雑しますのでオススメできません。
鉄道を使ったほうが楽に来れます。

地図

伏見稲荷大社
住所:〒612-0882
京都府京都市伏見区深草薮之内町68
TEL:075-641-7331
FAX:075-642-2153
公式HP:http://inari.jp/

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!