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初めてやった献血

ルトくんは本日、生まれて初めて献血をしてきました。

献血とは、ご存じの通り「血液の無償提供」です。

今回は、初めて献血した時の事をお話しします。

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献血をしてこなかったワケ

大学時代の友達などがやっていましたが、私はやったことがありませんでした。

今まで献血をしてこなかったのには、訳があります。
15歳くらいの頃には、献血をしようと考えていました。
が、年齢制限でできなかったのです。
なので「もう少し齢を重ねたら、必ずやろう」と思っていました。

しかし、その考えを消し去る出来事を知ってしまいます。
献血をした人が、献血時の採決針のミスで利き腕が麻痺で動かなくなる障害を負ってしまい、
900万円の和解金を受け取ったというような内容のニュースを耳にしました。

「献血で利き腕を失って900万円とか、安すぎるしシャレにならん」
そう思った私は、献血に対する恐怖心が芽生え、
献血する気を無くしてしまいました。

今回は、そのトラウマを克服する意味もありました。

献血ルームの待合室にて

私が献血したのは、とある街角の献血ルームでした。

中に入り、「初めて献血しに来た」と伝えますと、
すぐに職員さんが登録の案内をしてくれました。

個人情報を記入しますと、運転免許証で確認を取られます。
そしてその後、問診がありました。
「不特定多数の方との性的接触はありましたか?」
「〇ヶ月以内に、特定の国に行っていたことはありますか?」
「次の感染症に罹患したことはありますか?」
などの内容でした。
彼女もおらず、海外に行ったことも無く、最近は病気をしていないので、
ルトくんは全く問題なく問診をクリアしました。

その後、再び本人確認を取ってから、バーコードのついた紙のリストバンドを右腕に巻いてもらいました。
これで、提供者の情報を管理するみたいでした。
バーコードをつけられるなんて思ってもいませんでしたので、
自分が商品になったような気分でした。

献血前の検査

しばらく待っていますと、番号で呼ばれました。
そして血圧を測定し、
少量の血液を採取して血液検査が行われます。

そしてここで、提供する血液の量が200mlから400mlに増やされました!
一般的な成人男性の場合、400mlの提供が一般的だそうです。
ルトくんは「初めてだから」ということで、少な目にしようと思っていましたが、
流されてしまい400ml提供することになりました。

検査が終わりますと、自分の番が来るまで待合室で待機します。
看護婦さんから「献血前には必ず温かい飲み物を飲んでください」と、
何度も言われましたので、温かい飲み物を飲むことにしました。

カップ式の自動販売機がありましたので、
ホットのいちごオレを飲みながらお菓子をつまみ、テレビを見て待機します。

そして、私の番号が呼ばれました。

献血開始!

歯医者で使われるようなベッドのようになるイスに座り、
準備が始まります。
すでにこの時点で、かなりドキドキしていました。

歯医者と違い、イスには流し台などはついていません。
代わりに、気を紛らわせるためか小さなテレビがついていました。
イスに寝転がると、ちょうど耳のあたりで音声が聞こえるようになっているという、
実によく考えて設計された作りでした。

担当の看護師さんと話しながら、準備は進みます。

そしていよいよ、献血の時です。
献血で血を抜く注射針は、
健康診断の血液検査で使用されたものよりも太かったです。
正直、
「あ、これ絶対『チクッとする』じゃ済まないぞ」
と思い、心拍数が一気に跳ね上がります。

刺された瞬間、予想通り「チクッと」ではなく「グサリと」しました。
痛かったですよ。本当に。
しかし、一度刺さってしまったら、後はそんなに痛みは感じません。
腕の感覚がおかしくなることもありませんでしたので、
立ちくらみ予防のための足の体操をしたり、
テレビを見ながら献血が終わるのを待ちます。

終了後

献血が終わりますと、看護婦さんが飲み物とチョコレートをサービスしてくれました。
飲み物は好きなものを選べましたので、緑茶をお願いしました。
チョコレートは
「好みではありませんか?」
と聞かれましたので、
「いえ、むしろ大好物です!」
と答えました。
チョコレートは大好きです。

緑茶とチョコレートを食べてから、そっとイスから降ります。
立ちくらみやフラフラする感覚もありませんでした。
横を見ると、血液が入った血液パックがありましたので、
「あぁ、これだけの量の血を抜いたんだ」
と思いました。

献血終了後は、待合室で30分以上は休憩しないといけません。
その間、飲み物とお菓子は無料で食べ放題、飲み放題なので、
私は再び飲食を開始します。

その間、初めての献血だったこともあり、記念品をいただきました。
色々あって少し迷いましたが、タオルを貰っていくことにしました。
タオルは何かと使えるので、便利です。

また、初めての献血の方には、「献血しようと思った理由」を聞いているらしく、私も聞かれました。
「職場で何度か献血している人がいまして、その人から話を聞いて、自分もやってみようかと思って来ました」
と答えておきました~。

そして献血カードを受け取り、複数回献血クラブにも登録しました。
複数回献血クラブに登録しますと、献血カードの柄を変えることができましたので、
世界地図にしてもらいました。
こちらのページに、世界地図デザインのカードが載っています。

世界地図のカードは、シックでカッコイイです。
裏面には個人名や献血回数などが記入されます。

さらに広瀬すずのポスターまで貰ってしまいました。
しかし、張れる場所がありませんので、どうしようかと思っています。

30分が経過しましたら、私は献血ルームを後にしました。

献血をやってみて

献血というと、なんとなくハードルが高いものだと思っていましたが、
実際にやってみると意外とあっけなく終了しました。

献血用の注射針を刺されるときは確かに痛いですが、
そこさえ我慢すれば後は気楽です。
何もせず待っていればいいだけです。

飲み物とお菓子も飲み放題、食べ放題なので、
食い詰めたりしたときには、
献血ついでに利用させてもらおうかと思っています。
頑張れば、一食浮くかもしれません。(笑

そしてなんといっても、
「自分の血が、誰かの命を救うかもしれない」
と思いますと、なんとも気分がいいです。
自分の血で誰かが助かるのなら、いくらでも提供してやんよ!
という気分になりました。

ちなみに、若い人が献血に来る回数が減っているそうです。
ただ単純に考えて、若い世代の人口が減っているのだから、
献血に来る若い人も少なくなっているのではないかと思います。

献血のトラウマも克服できましたし、
大変いい経験になりました。

次回も、献血の時期が来ましたら、献血に行こうかなと思います!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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