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社労士事務所で好き勝手できる時

(注意!この記事に書かれていることは、半分以上フィクションです!)

私が勤めていた社労士事務所は、基本的にいつも所長の先生がいました。
事務所は朝9時~夕方18時までやっていましたが、先生はいつも10時か10時半頃に来て、18時以降も事務所に残っていました。
なので「自分のペースで仕事をする」ということはほぼムリでした。
(そんなことをしていたら、場合によっては「サボっている」と見なされそうでした)

しかしそんな中でも、好き勝手にできる時がたまにやってきました。
それは「研修」や「何らかの事情」で先生が1日若しくは午後から事務所に来ない時でした。
「研修」は主に社労士連合会が行うもので、全ての社労士に受講が義務付けられています。なのでこれが入った時は、ほぼ丸1日、先生は事務所には来ません。
「何らかの事情」は主に顧問先の訪問や家庭の事情などです。顧問先の訪問では遠方に出向くこともあり、時には午前中いなくて午後から来たり、午後に事務所を出てから直帰になることもありました。
家庭の事情は、突然の訃報や家族での旅行などでした。自分の好きな時に休むことができるのは、自営業者のいいとこの1つだなと思いました。

さて、長い前置きはこのくらいにしまして、本日は私が勤務時間中に1人になったときにどのようなことをしていたのかを、お話ししたいと思います。

1人になるときは、先生が丸1日来ない時以外では、昼~夕方に訪れます。
先生がいないときでも、事務所にはいつももう1人か2人、女性の事務スタッフがいました。

しかし女性スタッフもずっといるわけではありません。
だいたい私より早く帰ることがほとんどでした。
しかも8月辺りからベテランの人が1人辞めてしまったので、もう1人の女性の事務スタッフと2人だけの日々が続いていました。

女性の事務スタッフが帰宅し、先生はおらず、事務所には私1人だけの時がやってきました。
そしてこういうとき、だいたい任された仕事は片付いていたり、顧問先から必要な情報や書類が届いていなくて進めようにも進められなかったりします。

つまり、やることがなくなってしまいます。
しかし事務所を閉める時間になるまでは事務所に居なくてはなりません。

所長の先生も、他の事務スタッフもいない。
こうなりますと、事務所内は私が帰るまで私の天下です。

どんなことをしていたのかといいますと、まずはネットです。
しかし、好きなウェブページを自由に見るわけにはいきません。
後で記録を調べられて指摘されてしまったら、言い訳できないからです。
なのでパソコンでは厚生労働省のサイトや国税庁ホームページ等、仕事と関係がありそうなところを見て、自分のスマホで好きなホームページを見ていました。

他にも
「専用ソフトに入っている顧問先の情報を見る」
「関与先フォルダや書類棚に入っている顧問先のファイルを見る」
「なかなか開けることが無い書類棚の本を読む」
「スマホでゲーム」
「先生のイスに座ってみる」
「社労士印を不要な紙に押し、シュレッダーにかける」
「不要な書類を廃棄する」
「掃除」
「寝転がってみる」
「隣のビルの明かりを見て、映画の登場人物に自分を重ねる」
などのことをやっておりました。
ちゃんと仕事もしてましたよ?
勉強もしてましたよ?
個人情報は、仕事で必要だったから見ていただけですよ?

そんなこともあり、社労士事務所では好き勝手できる時間もありました。
この好き勝手できる時間が、私はとても好きでした。
誰にも気兼ねすることなく、自由にできるからです。

しかしそんな時間であっても、必ず終わりが来ます。
18時が定時だったので、その時間になりますと私はパソコンの電源を落とし、電話を先生の携帯に転送されるよう設定してから、カードキーで施錠をしてから事務所を後にしました。

仕事が無いのに帰れない時、どうやって定時まで時間を潰していたのか。
あまり参考にはならないかもしれませんが、私の事例を載せておくことにします。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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