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愛用している時計はあるか?

皆さんの中には、腕時計をしている方が多いと思います。

ルトくんは普段、懐中時計を愛用しています。
高校生の頃から使っている安物ですが、これまでに3回ほど電池を変えて、今も狂うことなく時を刻み続けています。

腕時計も持っていますが、仕事の時くらいしか使用しておりません。
飲食業でアルバイトをしていた期間が長かったこと(飲食業は腕時計やアクセサリー禁止の場所が多いです)、
片腕が重くなったり、締め付けられる感じが苦手なこと、
腕時計について変な押しつけをしてくる人がいることなどから、あまり腕時計はつけないのです。

では、懐中時計はそんなにいいものなのかと聞かれますと、これだけは言えます。
懐中時計は、いいものです!!

今回は、懐中時計の魅力についてお話ししたいと思います。

懐中時計は、現在でこそほとんど見受けられませんが、かつては携帯時計として最も広く用いられていました。
腕時計も、元々は懐中時計をベルトで腕や足に固定したのが始まりといわれています。
ナポレオン、チャーチル、昭和天皇など歴史上の偉大な人物も懐中時計を使用していました。
ウィキペディアの懐中時計のページには、前述の偉人たちが懐中時計を身につけている写真が掲載されています。

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・懐中時計はある場所で広く用いられている

現在、懐中時計を使用している人は多くありませんが、懐中時計が現在でも広く用いられている場所があります。
それは鉄道です。
特にJRでは、最新の鉄道車両でも運転台には懐中時計を置くスペースがあります。
運転士はそこに懐中時計を置き、計測しながら列車を定刻通りに運行しているのです。
懐中時計のほうが、視認性に優れているためです。
腕時計ですと、顔を少し動かさないといけませんが、懐中時計だと視線を一瞬下に移すだけで時刻が分かります。
また文字盤の数字が大きく見やすいように描かれていますので、時刻を把握しやすくなっています。

・堅牢な時計

懐中時計の大きな特徴の一つが、堅牢さです。
私もこれまでに何度か、誤って懐中時計を落としてしまったことがあります。
しかし、カバーなどに細かい傷がついたことはあっても、内部機構が壊れたことは一度もありません!
腕時計だと、壊れることがあります。G-SHOCKなどの衝撃に強いモデルならまだしも、普通の腕時計は強い衝撃には耐えられません。
腕時計はむき出しで携帯することが多いので、衝撃を受けやすいのです。
懐中時計には、その心配は無用です。
もちろん強い衝撃を加えてしまうと壊れてしまうことはありますが、ポケットなどに入れて携帯することが多いため、衝撃は受けにくいです。

・ファンタジーなどには定番

ファンタジー小説や映画には、懐中時計は定番中の定番と言ってもいいほどよく登場します。
有名な作品ですと、
不思議の国のアリス、
シャーロックホームズシリーズ、
鋼の錬金術師、
などが挙げられます。
特に19世紀やそれをモチーフにした世界観で描かれた作品には、必需品です。
綺麗な装飾や彫刻が施されていることもあります。
また文字盤がローマ数字のものですと、よりファンタジーな世界観を演出するものとなってきます。
ローマ数字の懐中時計は、ヨーロッパで製造されたアンティークなものに多いですが、現在も製造されていて、実際に販売もされています。
日本でも安価かつ簡単に入手できます。
ファンタジーがお好きな方にはオススメです!

・かさばらない

ポケットに入れて持ち運ぶものと思われがちの懐中時計ですが、持ち運ぶ手段は何もポケットに限ったものではありません。
ペンダントのように首から提げて持ち運ぶ人もいますし、鞄の中に入れる人もいます。
懐中時計を持ち運ぶための専用のキャリアーを使う人もいます。
なので、あんまりかさばりません。

・古いと高値がつくことも?!

懐中時計は、アンティークなものであれば非常に高値で取引されることもあります。
骨董品のようなものですね。
海外には熱心な懐中時計コレクターがいまして、彼らは古くて価値のある懐中時計を手に入れるために信じられない額のお金を出したりします。
今はあまり価値が無くても、月日がとんでもない価値をつけてくれるかもしれません。
特に銀製の懐中時計は、高値で取引される傾向にあります!

以上のことから、私は懐中時計を愛用しています。
実際に使ってみるとよく分かりますが、意外としっくりきますし、邪魔になりません。
そしていつしかこの懐中時計を手放せなくなってきます。
高いものもありますが、ホームセンターなどではかなり安価な懐中時計も販売されています。
気になった方は、時計屋さんに足を運び、実際に目で見て下さい。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!