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合唱曲「COSMOS」の思い出

今回は記事の内容に入る前に、まずこちらを聴いて下さい。

御拝聴ありがとうございます。
それでは、記事の内容へどうぞ!

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対面式でのこと

私が中学校に入学して間もない頃、対面式というものがありました。

対面式とは、2・3年生の先輩に当たる生徒と、1年生の新入生に当たる生徒が全員で対面して「これからどうぞよろしく」と全体で行う顔合わせのようなものでした。

そしてそこで2・3年生が合唱をするのが、中学校での決まり事でした。
(後に合唱が伝統だとか聞きましたが、平成元年に開校して当時でも10年ちょっとしか経っていないので、伝統も何もない!と思ったりしていましたが)

そのときに、私は人生に大きな影響を与えたともいえる出会いをします。
それが合唱曲「COSMOS」との出会いでした。

衝撃を受けたルトくん

2年生が合唱で歌ったのが「COSMOS」だったのです。
私は初めて聞いた時、曲名すら知りませんでしたが、曲と歌詞に大変感動しました。
「なんだ、この合唱曲は!?」
「今までいろんな歌を聞いてきたけど、こんな気持ちは初めてだ!」
「この曲は何だ!? 歌詞はどんな歌詞なんだ!?」
「もっと知りたい!」
「この歌、自分も歌いたい!」
2年生の先輩方は正直どうでもいい人がほとんどでしたが、
この「COSMOS」という合唱曲は素晴らしいものでした。
しかし、私は合唱が終わった瞬間に後悔することになります。
「COSMOS」という曲名を、聞き逃してしまったのです!

対面式からしばらくの間、私の頭の中ではうろ覚えの「COSMOS」の歌詞が流れ続けていました。
ずっと「COSMOS」のことが気になり、聞き逃してしまった曲名を調べようとしてネットや音楽の教科書、楽譜集などを漁りましたが、見つかりませんでした。
うろ覚えの歌詞もネットで検索しましたが、1つもヒットすることはなく、空振りに終わる結果となりました。

いつしか調べることを止め、対面式のことも記憶から薄れていきました。

そして1年生の後半になっての音楽の時間に、新しい合唱曲の楽譜と歌詞が配布されました。
それが「COSMOS」でした。

歌ってみた

私は最初、
「コスモスなんて、まるで花みたいな曲名だな。
それにしても、歌詞がどこかで聞いたことがあるような気がするのはなぜ?」
と思っていましたが、先生がCDを再生して音楽を流し始めた瞬間、
いつの間にか忘れていた対面式でのことを思い出しました。

最初から最後まで音楽を聴いた私は、叫びそうになりました。
「これだ! この合唱曲だったんだ!!」
曲名、作詞作曲者、歌詞、音楽。
全てを一度に知ることができた喜びに、舞い上がる思いでした。

それから私は、「COSMOS」を授業で歌う時は、熱心に歌いました。
表には出しませんでしたが、「COSMOS」に注ぐ情熱は、学年でも自分が一番強かったのではないかと今でも思っています。

興味は尽きぬ

それだけでは飽き足らず、ネットでも「COSMOS」について検索をかけるのが日常的になり、やがてライフワークのようになっていきました。
そして色々と「COSMOS」について学んでいきました。

タイトルの「COSMOS」とは、宇宙の意味です。
私は最初、花の名前だとばかり思っていましたが、調べていく中で古代ギリシャ語で宇宙を意味すると知りました。
「なるほど、だから歌詞の中に『宇宙』や『星』といった単語が出てくるのか」
「でも、『百億年の歴史』とか『君も星だよ』って、どういうことだろう?」
疑問が解決すると同時に、新たな疑問も生まれてきます。
それが楽しくて、疑問が浮かぶたびに調べるのを繰り返しました。

山の音楽アルバムがキッカケ

ネットサーフィンにもハマっていた私は、
数多くのサイトを見てきました。
その中の1つに「山の愛唱歌集(現、山の音楽(MIDI)アルバム」というサイトがありました。

ここは、MOMOさんという神奈川県相模原市在住の方が、
様々な音楽をMIDIファイルにして紹介しているというサイトでした。
ジャンルは広く「同様」「流行した名曲」「映画の音楽」「歌謡曲」「合唱曲」などです。
さらにJASRACの許可を得て作成されています!

そこで音楽を聴くことが多かったのですが、
何気なくCOSMOSを探しましたところ、出てきました。
嬉しくなり、何度も聴いていました。

そしてCOSMOSのページで、私はあることに気づきました。
それはMOMOさんの「コメント」に書かれていました。

1998(H.10)年、ボーカリストのSachikoさんとキーボーディストのミマスさんによるユニット「アクアマリン」の持ち歌で、2000年の富澤裕さんの編曲による混声三部合唱曲です。
(山の音楽(MIDI)アルバムのCOSMOSのページより引用)

ボーカリストのSachikoさん?
キーボーディストのミマスさん?
ユニット「アクアマリン」の持ち歌?

ここのコメントがキッカケとなり、私はCOSMOSを生み出した
アクアマリンを知ることとなりました。

COSMOSとの出会いは、私にとってとても大切なもの

私にとって、合唱曲「COSMOS」との出会いは、人生の大きな出来事の1つです。
COSMOSが無かったら、今の自分は無かったかもしれないと思います。

合唱曲で心を動かされたことは、COSMOSが最初でした。

スッと耳に入るメロディー。
それを聴いた瞬間に、頭の中に広がる光景。
何度も聴くうちに、自然に覚えていく歌詞。

感動を言葉にするのは、とても難しいことです。
私も10年以上文章を書き続けて来ましたが、未だに上手く言葉にできないことです。

なので、中学1年生という早い段階で、COSMOSと出会えたのは、
本当に幸運なことでした!

そして「COSMOS」は、合唱曲はもちろんですが、
アクアマリンの原曲を聴いても、大変感動する曲です!!

COSMOSがアクアマリンの持ち歌から合唱曲となる経緯については、
アクアマリン公式ホームページの、「COSMOS」のページの他、
ミマスさんの著書「君も星だよ」に詳しく書かれていますので、
ここではあえて記載しません。

気になる方は、こちらをご参照ください!

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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