ケモノというジャンルがあることは、みなさんご存知でしょうか?
10年前と比べますと、ケモノもずいぶんと広まってきたのではないかと思います。
着ぐるみやケモ化なども、同人ではかなり一般的になってきました。
海外でも「furry」と呼ばれ、ポケモンやオリジナルのケモノキャラが多くのケモナーの手によって生み出されていると感じます。
私ルトも、ケモノのキャラが好きです。
しかし、ケモノではほぼ必ず問題になることがあります。
それは「どこからがケモノで、どこまでがケモノでないか」です。
獣耳がついていればケモノなのか?
動物を擬人化したものであればケモノなのか?
人と動物の中間くらいのものがケモノなのか?
動物そのものがケモノなのか?
これらはけっこう、人によって解釈が分かれてきます。
そして解釈の違いで、同じケモノ好き同士で対立することもあります。
そこで、私ルトくんからの提案です。
「獣耳がついているのも、動物を擬人化したのも、人と動物の中間くらいのものも、動物そのものも、全て『ケモノ』でいいんじゃね?」
金子みすゞの言葉を借りれば
「みんな違って、みんないい」
です。
同じケモノ好きなのに、喧嘩してどーする?
「俺、こういうのが好きなんだよ」
「うん、それもありだね」
この寛容さを見せられないなら、ケモナーなんてやめちまえ。
ケモノ界隈は門戸を広く開放するべきだ。
閉鎖的になる必要なんかない。
決して「嫌いなものでも、好きになれ」と言っているわけではありません。
「俺は好きじゃないけど、そういうのもあるということは認める」
これだけでいいんです。
誰も息苦しさなんか求めていません。
お互いに配慮しつつ、風通しの良いケモノ界隈になってほしいものです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!